アーティストの影響力
今や日本のトップアーティストと言っても過言ではない米津玄師。
影響力の強いアーティストと呼ばれる代表例はBOOWYやブルーハーツ。
今の20代~30代前半くらいのバンドに関しては、BUMPの影響が非常に大きいです。
その筆頭がRAD野田洋次郎、そして米津玄師。BUMPもRADも米津も日本の音楽シーンではトップアーティスト。
当たり前のように今度はRADや米津に影響受けたアーティストが生まれてくる。
今回は音楽だけじゃなく、パっと見で米津に影響を受けているであろう「なんちゃって米津」に迫ろうと思います。
藤原基央、野田洋次郎、米津玄師のミックス
上記の図を藤野米(ふじのまい)トライアングルと名付けます。
現代の商業路線に乗ってくるバンドは大体このミックス。ただバンドによって割合が変わってくる程度。商業路線という言い方が少し変だが、ジャズとかブルースとかフュージョンとかメタルとかパンクとかヴィジュアル系以外のバンド。これも不本意な言い方だが、ここではロキノン系と分類する。
奇しくも3人とも声質がわりと似ている。もちろんファンの人間や頻繁に聞く人間にとってみれば全然似てないと感じるかもしれないが、あんまり聞いてない人間からすれば間違いなく似ている。
最近はこの藤野米トライアングルの中で米津の要素を色濃く持つアーティストが増殖中。
ソロだと必然的に米津色が強くなるのもはや自然の摂理。
米津玄師の亜種、須田景凪、神山羊、Sano ibuki
私が現在確認できているのが須田景凪、神山羊、Sano ibukiの3アーティスト。
あくまで「一見似てる」「なんとなく似てる」「憧れて真似してる」という浅い印象なので一人ずつ紐解いていきます。
須田影凪

出典: https://www.youtube.com/watch?v=n7VZxg9pxkg
まず須田景凪。読み方は「すだけいな」初見で読める人はそんなに居ないでしょう。
ニコニコ動画出身で所謂ボカロPという属性の人。ボカロPとしての活動名義は「バルーン」
アニメ「炎炎の消防隊」のEDで知ってる人も増えてきたと思います。
曲を聴いた感じだとあんまり似てるようには感じませんでした。
声質がそんなに似てないから余計にそう感じるのかもしれないけど、鼻声で、声そのものは軽めな印象です。
やはり本人の意思は関係なく周囲が米津玄師の神秘的な売り方をモデルに売り出してるだけのような気がします。
どうやら本人は米津玄師をリスペクトはしてるようです。
神山羊

出典: https://www.youtube.com/watch?v=v7CO8_R0EAg
続きまして神山羊。カミヤマヒツジではなく、カミヤマヨウです。
この人も例に漏れずニコニコのボカロP出身で2018年にソロ歌手としてデビュー。
けっこう幅広くやってますね。
色んなジャンル取り入れててアプローチも多彩。
歌い方は一番米津玄師っぽいかもしれないですね。
神山羊 2nd mini Album 「ゆめみるこども」クロスフェード
Sano ibuki

出典: https://www.youtube.com/watch?v=6-r3Ln78UMY
Sano ibuki。この人はもうBUMP藤原基央。
米津玄師要素は横顔の雰囲気だけ。
相当好きなんでしょうねね。
藤原基央のDNAが彼の音楽に深く刻まれてることでしょう。
あんまりBUMPを知らない人が聴いたらBUMPと思うんじゃないかな。
Sano ibuki『決戦前夜』Official Music Video
二番煎じはある程度売れる
二番煎じは少し言い方が悪いが、売り方などを模倣するとそれなりに注目もされます。
B’zにおけるSURFACE
宇多田ヒカルにおける倉木麻衣
椎名林檎における矢井田瞳
DIR EN GREYにおけるthe GazettEなど
初見ではネガティブなイメージを持たれがちだが、一番大事な「知ってもらうこと」ができます。
炎上商法と少し似てる部分もあるかもしれないですね。
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